貴重資料・コレクション

貴重図書等の紹介

これらの資料へのリンクはフリーですが、他の資料等への無断掲載その他は禁止いたします。

貴重図書

中条家文書

哥仙集(歌仙集)「家本」

  • 天和2年(1682) 古写本(猪苗代兼圃筆) 6冊 和歌本
  • 三十六歌仙の和歌を収めた和歌集。歌仙家集本文研究者富士谷成章(1738~79)所持の「家本」。うち、27集が江戸時代に流布した正保版本系本文を収録し、家持・金盛・順・重之・中務の5集が西本願寺本(国宝)系本文を、残りの躬恒・兼輔・伊勢・赤人の4集が別系統の本文を収録しています。すなわち、本書は江戸時代、上流社会で享受されたものと、地下人・庶民が享受したものとの中間に位置しており、三十六歌仙和歌集の庶民への伝播の実態を研究する上で貴重な史料です。

奥羽道記(奥羽日記)

  • 全文画像
  • 丸山可澄著 元禄4年(1691年) 写本 1冊 紀行本
  • 奥羽日記(内題:奥羽道記)は水戸藩士丸山可澄(まるやま よしずみ)(1657-1731)が、『大日本史』編纂のために水戸光圀の命により、元禄4年(1691年)に約2カ月間奥羽地方の史料を探策した際の調査旅行の記録です。「水戸黄門漫遊記」の基になったとも言われています。ちなみに、かの松尾芭蕉が『奥の細道』の旅に出発したのは、元禄2年(1689年)でした。

佐久間文庫

  • 佐久間文庫(会田安明著書の全文・算額画像有り)
  • 現在の山形市七日町に生まれた和算家会田算左衛門安明の弟子の直系である佐久間森一郎氏の旧蔵書(和綴本1,286点)。会田の興した最上流をはじめ、関流、福田流の和算書が大半を占め、他に天文、暦、測量、航海、度量衡関係のものも含まれます。

志鎌文庫

  • 山形市の志鎌家よりご寄贈いただいた和算資料。
  • 和算「最上流」五伝の志鎌小平治安重(1853-1936)氏が収集したものなど146点で、和算家会田算左衛門安明「直筆」の和算書も含まれます。
  • 参考:和算資料「志鎌文庫」のご寄贈を受けました

高橋文庫

  • 高橋文庫目録(キーワード検索機能付き)
  • 旧制山形高等学校(現在の山形大学)校長、東北大学学長、学士院会員、文化勲章受章者であった高橋里美博士の旧蔵書(1,869点)。ドイツ哲学を中心とした西洋哲学関係の洋書が中心で、カント、フィヒテの初版本なども含まれています。

山寺状

  • 松本一笑軒著 享保11年(1726年) 版本 1冊 往来物
  • 山寺立石寺の景観の見事さや歴史と伝統などを紹介したもので、寺小屋教育の教科書として使われた「往来物」と呼ばれる書物の一つです。山形県内に残存する往来物の内で最古のものであり、河北町に伝世するものは、町の有形文化財に指定されています。
  • 参考:当館所蔵「山寺状」がテレビで紹介されました

大清道光二十七年歳次丁未時憲書

  • 中国清帝国道光27年(1847年)の暦(カレンダー)。清国ではキリスト教宣教師アダム・シャールにより考案された太陽太陰暦である「時憲暦」を使用し、乾隆帝の諱に「暦」の字を含んでいたため、忌字として避けて、暦のことを時憲書と呼びました。本書は当館所蔵の明治時代の郷土史家・伊佐早謙の旧蔵書の中から、人文学部新宮学教授らのグループが発見したものです。この年の暦は管見の限りでは国内外に所蔵がない貴重なものです。
  • 参考:新宮学「本館所蔵の160年前の中国のカレンダー」,  図書館報やまびこ, No.57 P1-2PDFアイコン (PDF 526KB)

宝光院文殊菩薩騎獅像

  • 最上義光ゆかりの寺院・宝光院旧蔵の掛け軸で、稚児姿の文殊菩薩が獅子にまたがり如意棒を持つ姿が刺繍されています。永禄六年(1563年)に、義光の母と比定される永浦尼によって刺繍されたことが記されています。この年代の刺繍像で作製年や作製者がわかるものはまれであり貴重なものです。
  • 参考:最上義光ゆかりの「文殊菩薩騎獅像」の寄贈を受けました

青島守備軍鹵獲図書(チンタオしゅびぐんろかくとしょ)

  • 第一次大戦時の日独戦争で、日本軍がドイツ帝国租借地の青島より鹵獲(戦場において、勝利した側が敗者から兵器などを獲得すること)した図書。当館では全国に分配された鹵獲図書のうち、山形高等学校等に分配された192冊を所蔵していましたが、2009年7月に18冊を受贈し、現在は210冊を所蔵しています。
  • 参考:<資料紹介>戻ってきた「青島守備軍鹵獲図書」18冊

大型コレクション等

上杉文書(マイクロフィルム)

  • 市立米沢図書館所蔵の旧米沢藩主上杉家の藩政史料4,892点のマイクロフィルム版。236巻。

近代中国史料叢刊 正編

  • 近代中国史の原史料を多数収めた叢書。本叢刊は沈雲龍教授の主編によるもので、台北文海出版社刊第一輯より、以下百輯によって成り、1966年10月に「近代中国史料叢刊」第一輯が発刊され、以下逐次刊行されて、1973年12月に「近代中国史料叢刊正編」として全百輯の完結をみたもの。1,281冊。
  • 目録:冊子体目録

Early British Periodicals

  • OPAC(蔵書検索)リスト
  • Early British Periodicals目録PDFアイコン (PDF 45KB)
  • 18~19世紀を中心にイギリスで刊行された定期刊行物ののマイクロフィルム版バックナンバー(151タイトル)。内容は政治、経済、思想など多領域に渡っています。平成5年度に大型コレクションとして購入されました。

Landolt-Boernstein : Numerical Data and Functional Relationships in Science and Technology (ランドルト・ベルンシュタイン科学・技術数値データ集)

マイクロフィルム版府県統計書集成

  • 各都道府県が明治16年頃から毎年刊行した、それぞれの管轄区域の統計書をマイクロフィルム化したもの。府県によっては、「県治一覧表」、「県治一覧概表」の名称で明治初年から刊行され、年を重ねるにつれ網羅する内容を充実させていきました。そのため本資料は、明治初年以降の各都道府県の変遷の姿を解明するための根本資料として知られています。
  • 『マイクロフィルム版府県統計書集成』について
  • OPAC(蔵書検索)リスト

個人文庫

柳原文庫

  • 柳原文庫目録PDFアイコン (PDF 92KB)
  • 旧制山形高等学校から山形大学教育学部にかけて、長年に渡り本学数学講座の教官であった故柳原吉次教授が収集された和算関係の文献資料(599冊)。この目録は、松岡元久名誉教授が中心となって作成した昭和56年発行の冊子体目録「山形大学柳原文庫目録」を基にしています。目録中に含まれるWeb上では表示できない一部の文字は、【 】内に平仮名の読みを付して表示しています。
  • 本コレクションには、和算(数学)関係の「重宝記」としては日本最古のものである『改算重宝記』が含まれています。(「重宝記」は江戸時代の庶民向け生活ハンドブック兼百科事典)

角田文庫

  • トルストイ、チェーホフの英訳版、政治、経済、社会、商業、法規など各般に及ぶ洋書。当時大阪市に住む山形県出身の実業家角田益次郎氏の蔵書。後輩青年たちの学究意欲をかき立てる足しになるならと寄贈された。296冊。
  • 目録:カード式目録  配架場所:小白川図書館書庫

細谷文庫

  • 一般教養書が中心。昭和45年、現職で亡くなられた細谷恒夫元学長のご遺族から寄贈されたもの。1,993冊。
  • 目録:カード式目録  配架場所:小白川図書館書庫

鈴木文庫

  • OPAC(蔵書検索)リスト
  • 鈴木清夫氏から寄贈された鈴木家先祖の鈴木今介、今治により収集された最上流の和算資料。212点。

古文書(近世地方文書)

山形大学附属図書館所蔵古文書目録

  • 小白川図書館所蔵古文書のタイトル(山形県内のもの:138種・文書数33、931点、山形県外のもの:21種・1、999点、その他:3種・94点、合計:162種・36、024点)の一覧です。各文書の詳細は、冊子体の目録台帳で確認することが可能です。

京都紅花商・伊勢屋源助家文書

  • 旧・山城国京都、現・京都府京都で江戸時代に紅花問屋であった伊勢屋源助家の文書。文化期(19世紀初め)から明治末・大正期ににかけての文書。山形紅花商人との商取引や金融取引関係の帳簿・証文などのほか紅花商業以外の営業活動(大名貸・農民貸、銀箔、町屋敷、地主小作など)の史料も含みます。1,711点。
  • OPAC(蔵書検索)リスト

二藤部家文書

  • 旧・北村山郡大石田村、現・北村山郡大石田町、二藤部家の文書。7,922点。分家等、1,233点。江戸時代の商取引関係資料、年貢の取付け帳、など多種にわたる近世地方文書で、近世農業経済、農政、最上川水運を知る上に貴重な資料。
  • 紅花文書目録検索から全点を検索できます。
  • 『大石田町立歴史民俗資料館史料集 9~10 最上川舟運史料』および『大石田町史 史料編 1~4 最上川舟運大石田河岸史料』に主要文書の翻刻があります。

宝光院文書

利用について

貴重資料の利用を希望される場合はあらかじめ下記担当へご連絡願います。※利用許可は1週間以上かかる場合があります。

山形大学小白川図書館 情報サービス担当

TEL :  023-628-4914
E-mail :  jsagaku@jm.kj.yamagata-u.ac.jp