OPAC利用ガイド

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詳細検索での検索条件について

 

  • 「図書館指定」チェックボックスで指定すると、その館のあるキャンパス内で所蔵している資料のみを検索対象とします。
  • 「所在」プルダウンボタンで指定すると、各図書館内にある資料のみを検索対象とします。(研究室を除きます。)
  • 「他大学所蔵」を指定すると、全国の大学等で所蔵している資料を検索できます。
  • 「キーワード」の項目は、タイトル・著者名・出版社名・件名のいずれかに含まれる場合にヒットします。
  • 「言語」の項目は、「言語表」ボタンをクリックすると、言語を選択する画面に切り替わります。言語を選択することで、その言語で書かれた資料のみを対象として検索できます。
  • 「請求記号」の項目は、「分類表」ボタンをクリックすると、分野を選択する画面に切り替わります。分野を選択することで、その分野のみを対象として検索できます。

カテゴリ検索

  • カテゴリ検索では、以下のリストから資料を探すことができます。
    • 新着図書リスト…最近1週間に図書館に配架された図書のリストです。請求記号順に並んでいます。(研究室等の図書は含まれません。)
    • 所在別配架図書リスト…特色のあるコーナーに配架された図書の一覧です。
    • 個人文庫・コレクション…個人文庫やコレクションに含まれる図書の一覧です。

ブックマーク

  • 「登録」ボタンを押すことによって、”ブックマーク”や”マイライブラリ”に資料を追加し、自分だけの資料リストを作ることができます。ただし、マイライブラリにログインしない場合、データは保存されません。データを保存する場合は、マイライブラリにログインしてください。詳しくはマイライブラリ利用ガイドを参照してください。

他大学所蔵資料の検索

  • 検索対象として「他大学所蔵」を指定すると、他大学等で所蔵している資料を検索できます。検索対象データベースは、NACSIS-CATデータベースです。
  • 所蔵館名は、東北地区の大学図書館で所蔵している場合のみ表示されます。その他の所蔵館を見たい場合は、「すべての所蔵館を表示」をクリックしてください。
  • 他大学所蔵の検索結果では、詳細表示画面から、「複写を依頼」「借用を依頼」ボタンをクリックすることで、文献複写・他大学からの図書借用を依頼できます。この場合、書名等が自動的に入力されます。 (事前に登録した教職員のみ)

収録データについて

  • 本学図書館の全ての蔵書をOPACから検索できます。ただし、中央図書館で1991年2月以前に受け入れた図書については、検索結果が目録カード画像の表示になるものがあります。その区分は下表の通りです。
中央図書館 OPACデータの対応表
区分 通常書誌データで検索できる図書 カード画像データで検索できる図書
開架書架の図書 開架閲覧室に配架されているすべての図書 1991年2月以前に受け入れた図書
書庫内の図書 1991年3月から受け入れた図書および、遡及入力済み図書
教員研究室の図書 1991年3月から受け入れた図書
雑誌 すべてOPACで検索できます
  • 中央図書館以外についての詳細は、各キャンパス図書館にお問い合わせください。

目録カード画像データの利用について(中央図書館)

どのような時に利用するか
  • 「目録カード画像データ」は、1990年以前受入の図書を検索するときに利用します。このデータを利用することにより、正式データとして図書館システムに登録されていない過去の図書を検索することができます。
カード目録データの特徴
  • 目録カード画像データは以下のような特徴がありますので、ご理解の上で利用してください。
    • 簡易的なデータしか入力されていないため、書名に含まれるキーワードを入力したにもかかわらずヒットしないことがあります。
    • 「1冊単位」で入力されているので、予想外に多数のデータがヒットすることがあります。
    • 除籍済みの図書が表示されることがあります。
    • 図書の所在は「図書館単位」でのみ表示されるため、実際の配架場所は研究室等のことがあります。
利用方法
  • 検索画面の「資料の種類」の項目にある、「目録カード画像」のチェックボックスにチェックを入れてください。
  • 検索項目は、「書名」と「著者名」が利用できます。ただし、以下の点に留意してください。
    • 著者名が書名の項目に入っていることがあります。そのため、「著者名」フィールドは使用せず、「キーワード」フィールドを使用してください。
    • 長い書名は途中でカットされていることがあります。思うようにヒットしないときは、短いキーワードに直して検索してください。
  • 目録カード画像のデータは、下記の例のように表示されます。

 

    1. 上記のような詳細画面が表示された場合は、目録カード情報のURLをクリックしてください。目録カード画像が表示されます。(目録カード画像の見方
    2. 所蔵情報に表示される所在は「中央図書館」等と表示されますが、実際の所在は研究室等の場合もあります。配架場所は所蔵館カウンターにお尋ねください。
    3. 所蔵情報に表示される請求記号は完全なものではありませんので、画像上の請求記号を使用してください。
    4. 利用したいときは、図書貸出請求書(カウンターにあります)に書名・請求記号などを記入し、『目録カード画像にありました』と一言そえてカウンターにお申し出ください。(分館においてはカウンターでお尋ねください)

目録カード画像データの収録の経緯

本学図書館では、平成3年(1991)の図書館システムの導入時に、「開架の図書すべて」の所蔵データをOPACへ入力しました。しかし、書庫や研究室等に配架されている図書の多くは、「カード目録で検索する」方式のままで、2つが並列していました。

そこで、平成10年度(1998)よりシステム導入以前の図書を遡ってデータ入力する(遡及入力)事業を推進し、平成10~14年度(1998-2002)の5年間に約11万2000件の未入力図書を入力しました。

しかしながら、第一期遡及入力事業が終了しても依然として未入力図書は多数に上ったことから、平成15~17年度(2003-2005)の第二期遡及入力事業においては、未入力のカード目録をそのまま電子化し、OPACから検索できるようにすることとし、事業の完了に伴い、すべての図書(分館所蔵分を含む)の電子化が完了しました。

ここにおいて、当館所蔵のすべての図書がOPACで検索できるようになりました。しかし、当初、カード目録のデータは通常の書誌データと同様に検索できるようにしていましたが、それではカード目録画像データの以下のような特徴から、不便が生じてきました。

  • (1)一括で入力したため簡易的なデータしか入力されていないこと、(2)通常データが「書誌単位」なのに対し、「所蔵単位」で入力されているという2つの理由から、キーワードによっては多数の図書がヒットし、通常のOPAC利用を阻害することがある。
  • 除籍図書の処理を念頭に置いて開発されたものではないため、除籍済みの図書でも表示されることがある。
  • カード画像には所在情報が表示されないため、実際の利用に際しては、カウンター等に問い合わせてもらう必要がある。

以上の状態にかんがみて、平成20年(2008)8月より、通常データとカード目録画像データを分けて表示することとしました。なお、今後も本学図書館ではカード目録画像データを正式データに置き換えるため、遡及入力を徐々に進捗させていきます。利用者の皆様のご理解をと協力をお願いします。