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  平成22年度公開講座 報告 
 

植物の魅力を訪ねて
(この講座は終了しました)

概要
今回の講座では、山形県内の植物、個々の種類の特徴や性質、
植生の成り立ちなどについて、身近な知識としてわかりやすくお伝えすることを目的としました。

小白川キャンパスでの座学だけではなく、今年度は山形市野草園を実際に散策するなど、
山形県内の特徴的な植物について、植物に触れながらの講座を開講いたしました。


日程
第一回 10月16日(土)

「身近な植物を観察する」
講師/山形大学理学部教授  横山 潤
13:30〜15:00 @山形市野草園

第二回 10月23日(土)
「山形県の植物とその特色」
講師/山形大学理学部教授  横山 潤
13:30〜15:00 @山形大学小白川キャンパス図書館1階シアタールーム

第三回 10月30日(土)
「東北地方の植物の分布」
講師/仙台市野草園  上野 雄規
13:30〜15:00 @山形大学小白川キャンパス図書館1階シアタールーム


受講料および申込期間 
※次年度の参考として掲載します

2000円(資料代含む)を10月15日(金)まで
パンフレット記載の払込取扱票に必要事項記入の上、お振り込みください。
尚事務手続きの都合上、10月12日以降に払込された方は
お手数ですが附属博物館(023−628−4930)までご連絡くださいますよう宜しくお願いいたします。


  講義の様子(報告)  

 過去の公開講座一覧
(昨年度までの公開講座についてはこちらからご覧ください)





 講義の様子(報告) 
「お知らせ」ページより再掲

10月16日(土)@山形市野草園
「身近な植物を観察する」

   
 解説は園入口入ってすぐのメグスリノキからスタート  普段よく見る木も多く生えています。
   
 湿地帯に渡された橋沿いには菖蒲、カキツバタ、蘭の仲間が  鬱蒼と樹木が生い茂る中、解説を聞きながら進みます

初日は理学部教授横山潤先生の野草園ツアー!
好天に恵まれ、気持ちの良い秋の日の散策となりました。
植物を実際に観察しながら、それぞれの特性や生育する場所などを丁寧に解説していただきました。
理由や背景も交えたわかりやすい解説に好評を頂きました。

***

10月23日(土)
@山形大学小白川図書館シアタールーム&図書館二階特別展会場
「山形県の植物とその特色」

   
 様々な植物の画像をプロジェクターで投影・概観  ヒメサユリの説明部

今回の講座では、山形県の植生の概観ということで、
山形大学理学部、横山潤先生に山形県・日本海側の植生の特徴、
県固有・地域固有種の解説等、講演して頂きました。

公演後は特別展会場に移り、ギャラリートークも。
特別展のコンセプトや見どころの解説、質疑応答の時間となりました。

   
展覧会会場全体と受講者の皆さんの様子です。  月山のパートでは珍しい雑種の標本もご覧頂きました 

***

10月30日(土)
@小白川図書館シアタールーム
「東北地方の植物の分布」

最終日は仙台市野草園の上野雄規氏をお招きし、
ご専門のタヌキモについて、県内での生育状況や、
県内で採集されたタヌキモの標本
(日本で二番目に作成されたタヌキモの標本、なんと1893年採集!)
等についてご講義いただきました。

   
 会場全体図  左が講師の上野先生です
   
 オオタヌキモ。緑色がきれいです。  オオタヌキモを観察。

青々としてきれいなタヌキモ君達はミジンコ等を食べる食虫植物です。


公開講座終了後は例年同様、受講生代表の方に修了証をお渡しいたしました。

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