この公開講座は、19世紀と20世紀に生まれた方を対象としています。申し訳ありませんが、21世紀にお生まれの方は、あと100年お待ち下さい。
そうです。この講座は、わたしたちが生きてきた20世紀という時代がどのような時代だったのか、戦争や政治、社会変動などを軸としてではなく(暗いですよね)、何を創り出してきたか、何を発見したのか、という積極的な(明るい)側面から探求しようとするものです。というのは、人類の長い歴史の中でも、20世紀はきわめて創造的な時代だったと考えられるからです。とりわけ科学と芸術の分野で、20世紀は15〜16世紀のルネサンスにも比すべき偉大な進歩、進展を体験した時代だったのではないでしょうか。私たちはそのことを、科学では宇宙科学と生命科学で、芸術では音楽、建築、美術、映画の諸分野で検証しようと思います。
この講座が終了したあかつきには、自信を持って自分たちが生きた時代を振り返ることができますように。
開催期間 平成13年10月6日、13日、20日の各土曜日 計3回
毎回2講座(1講座90分)13:30〜16:40
会場 山形大学人文学部3号館5F インテリジェント実習室
募集人員 30名
講師及び演題
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1回目 |
13:00〜15:00 |
機械・ハリボテ・スクリーン-迷走する20世紀建築-
山形大学助教授 阿部成樹 |
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15:10〜16:40 |
20世紀の音三島通りを歩く
明海大学教授 山本陽史 |
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2回目 |
13:30〜15:00 |
ピカソなんて・・・-20世紀美術考-
山形大学教授 元木幸一 |
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15:10〜16:40 |
年輪で探る古代の宇宙線
山形大学教授 櫻井敬久 |
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3回目 |
13:30〜15:00 |
20世紀の生物学
山形大学助教授 小田隆治 |
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15:10〜16:40 |
映画の20世紀
山形大学教授 阿部宏慈 |
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