このページでは、平成25年度より取り組んでいる「山形の古文書を未来に伝承するプロジェクト」の活動の様子をご紹介します。
本プロジェクトは、自分たちの生まれ育った地域の歴史や文化を、後世まで確実に伝えていくために「古文書」の保存・管理・調査を行うものです。
プロジェクトの柱は四つです。
■古文書整理
近年ご寄贈いただいた古文書や山形大学附属博物館所蔵の古文書で未整理のものは数万点に及びます。
これらを整理し、古文書目録を作成し利用しやすくします。
■古文書データベースの構築
今まで古文書目録は冊子で刊行していましたが、データベース化はなされていませんでした。利用頻度の高いものから データ登録し、検索機能を設けたデータベースを構築し、古文書のさらなる利用促進を図ります。
■古文書長屋の開催
古文書に関するよろず相談を承ります。古文書整理・保存方法や古文書解読の学習方法などアドバイス差上げます。
■シンポジウム等の開催
事業の進捗状況の報告及び、古文書を未来に伝承するために今後の課題について討議します。
以下、2013年度のプロジェクト実施状況をご紹介します。
■古文書長屋 この活動は2015年3月末日をもちまして終了しました。あくまで活動報告の記事です。
「古文書長屋」とは・・・古文書の保存や解読方法について相談承る場所です。 【日時】毎週火曜日 午後1〜4時 2015年3月末日をもちまして終了しました。 |
古文書長屋開催中☆(20140114) この活動は2015年3月末日をもちまして終了しました。あくまで活動報告の記事です。
毎週火曜日午後に「古文書長屋」を開催しています。 この活動は2015年3月末日をもちまして終了しました。あくまで活動報告の記事です。
こちらでは古文書に関する相談を承ります。
本学学生が家蔵本の保存方法について尋ねに来館
■シンポジウム等の開催
シンポジウム「山形の古文書を未来に伝承するために」を開催しました(2013.12.04)
当日は、100名を超える参加者に恵まれました。県内全域から参加者があり、本シンポジウムの
テーマへの関心の高さがうかがわれました。
会場からの質問も多数寄せられ、古文書を伝承するために、どのような行動をとるか、ともに考える場となりました。
開催日時:2013年11月30日(土)10:00−12:15
場所:山形大学小白川キャンパス基盤教育院2号館221教室
参加者:110名
チラシはこちら
【当日の会場の様子】
古文書の未来を担う若者の参加も見受けられました
古文書の重要性や、保管・伝承するための心意気・手段などについて話し合いました
古文書整理方法の現在についてご報告