所蔵資料のウェブ上での公開を進めています (2008.3.14)  

   ・ 三島県令道路改修記念画帖  (平成14年 山形県指定有形文化財)

  

↑クリックして頂くと専用ページへ飛びます↑
 今年度の特別展・公開講座が無事終了しました!(2007.12)

   ・ 特別展「山を歩き山を描く 五百澤智也の世界展 Part1」

   ・ 公開講座「山形美術館の傑作たち Part2」  

↓それぞれのページにて詳しい内容をご覧頂けます↓
特別展 公開講座
 最上町立向町小学校のみなさんからお手紙を頂きました (2007.10.09)

 去る9月11日、最上町立向町小学校4年生のみなさんが、

大学見学の一環として、当館にいらっしゃいました。

お手紙を頂いたのでご紹介いたします。

(詳しい様子は『エリアキャンパスもがみ』のHPに掲載されています)

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   「ぼくは歴史が好きだから勉強になりました。ほうきだとおもったらぼうしでした。

脇差刀、刀などがあって、あととりの中身をとってわたを入れているなんて

びっくりしました。よくテレビでてくる人をのせて入るかごも見れてうれしかったです。」

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   「9月11日は見学させてくださって、ありがとうございます。昔のかごなど、

      テレビでは見ても、生で見れてうれしかったです。そのほかにきれいな鳥や

      目口がついているカニを見ることができてよかったです。

      これからも、お仕事がんばって下さい。」

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   「ぼくは博物館にてんじされているカブトガニなどがとてもすごいと思います。

      なぜかというとカブトガニは化石になってしまったほどむかしの生き物だからです。

      そういうのが見たりできるので、ぼくは山形大学に入学したいです。」

 

  みなさんの声が館員の励みとなります。ご来館ありがとうございました。

 インフォメーションセンターの展示替えをしました (2007.9.28)

   ・ 《道中湯沸かし(どうちゅうゆわかし)》 木製 漆塗り、江戸時代

  

秋の行楽シーズンにあわせて、インフォメーションセンターの展示コーナーを模様替えしました。

道中湯沸かしとは、参勤交代の道のりや野外での物見遊山に使用した携帯用の簡易湯沸かしです。

展示している資料は、漆を塗っただけの質素なつくりから、中級以下の武士か町民が使用したものと思われます。

上部に収められる銅製の火桶や鉄瓶は残念ながら失われています。

また、下部には茶はや急須・茶碗といった小物を納めるための引き出しがついています。

この湯沸かしをどのように持ち運んだのか、参考になる図も一緒に展示しています。

ぜひ、インフォメーションセンターにてご覧下さい。

 ↑これを持って旅に出るのは大変だったかも・・・
 ★インフォメーションセンターへの案内図★
 美術資料の展示替えを行ないました(2007.9.10)

  ・ 椿貞雄《菊子遊戯之図》   

  ・ 高嶋祥光《打球》

 菊子さん、なんだか暖かそうな格好です→

秋風が心地よい季節です。

9月に入り、常設展示の美術資料の展示替えを行ないました。

一点は再展示が待ち望まれていた油彩画、椿貞雄作《菊子遊戯之図》。

2006年の冬、東京藝術大学美術館で『The Wonder Box ユニヴァーシティ・ミュージアム合同展』に

出品され、その怪画っぷりが評判だった作品です。

もう一点は日本画、高嶋祥光の《打球》。例年10月6日に山形市内の豊烈神社例大祭行なわれる

馬上競技「打球」を描いた作品です。西洋のポロに似ており、古くから伝わるこの競技。今では宮内庁と

青森県八戸市と、この山形市豊烈神社でのみ行なわれているそう。

芸術の秋、お散歩がてら山大附属博物館の名品たちを観にいらっしゃいませんか?

 オープンキャンパス大盛況!(2007.8.6)

   ・ 8月4日(土) 山形大学小白川キャンパスでOPEN CAMPUS 2007が開催されました

  

中央図書館・博物館入口にはこんな看板が・・・→
↑ 《長谷堂城大手門扉》でお出迎えです。
8月4日(土)、山形大学小白川キャンパスにおいて 2007年度オープンキャンパスが開催されました。

附属博物館でも中央図書館との合同で館内案内ツアーや記念特別展とイベントを行い、沢山のお客様にご来館いただきました。ありがとうございます。

写真(左2枚)は館内案内ツアーの見どころとなったオープンキャンパス記念展示「直江兼続とその時代展」(図書館との共催)の様子です。

↑ 《御城下明細絵図》の大きさは圧巻ですよ!
ここでは博物館所蔵の米沢城下の屋敷割りを表した《御城下明細絵図》(明和3(1766)年)や、慶長出羽合戦(慶長5(1600)年)の遺構《長谷堂城大手門扉》が展示されてます。

絶賛開催中!8月10日(金)までの展示です。

この機会に是非ご覧下さい。

↑ ここでも新パンフレットが大好評でした!

双頭のマムシに興味津々!

← パンフレットに載っているのと同じだね。
 小学生のみなさんからパンフレット大好評です(2007.8.2) 

   8月2日、公民館の企画で西小・七小・金井小・大郷小のみなさん24名が見学にいらっしゃいました。

   上記のパンフレットを手に、クイズに挑戦したり、探検をしたり、思い思いに楽しんでいただきました。

  

 オープンキャンパスが開催されます(2007.7.26)

   ・ 8月4日(土) 山形大学小白川キャンパス

  

 今年のオープンキャンパスでは 館内案内ツアー 

  記念展示「直江兼続とその時代」展 と、

 附属博物館・附属図書館のイベント盛りだくさんです!

 この機会にぜひお越し下さい。

詳細は               画像をクリック!

 キャリア・スタート・ウィークを終えて(2007.7.9)

   ・ 山形市立第六中学校のみなさん

  

 古文書整理を体験する六中のみなさん。この後手が真っ黒になりました。
7月2日から6日に行なわれた市立第六中学校の職業体験「キャリア・スタート・ウィーク」。これまでまったく知らなかった大学附属博物館のお仕事体験、いかがだったでしょうか。

「実際に展示ケースを開けてみたら臭いがきつかった!」「写真撮影の時、緊張して手がブレてしまった。上手く撮るのは難しい。」「博物館では静かにすることが大事」・・・

これは最終日に教えてもらった感想です。ある生徒が、「大変だったけど、やってよかった」とうなずいてくれたのがとても印象的でした。なによりも下記のパンフレットを完成させた!という体験が彼らの大きな自信につながったのではないでしょうか。

館員たちもこれまでと違った視点で所蔵資料を見ることができ、大変新鮮な一週間でした。

みなさん、本当にお疲れ様でした!

 博物館の新しいパンフレットができました(2007.7.5)

   ・ 中学生による小中学生のためのパンフレット 〜 キャリア・スタート・ウィーク!

  

pdf

文字か画像を  クリック!

↑ みんなで協力して撮影中・・・いろんなものが一緒に写っていますね。
↑ 写真撮影のため、ガラスケースを慎重にはずします。

ご紹介している市立第六中学生の「キャリア・スタート・ウィーク」。その活動の一環として制作していた 「中学生の目からみた、小中学生のためのパンフレット」が完成しました。

博物館見学、インフォメーションセンターの展示替え、とこれまで体験してきたことをもとにして、紹介する資料の選択をし、説明文を書き、写真撮影をしました(左上、右上画像)。

完成したパンフレットは見学にいらした白鷹町立東中学校のみなさんにさっそく使ってもらいました(右画像)。同年代の見学者の反応を見て、出来ばえに自信がもてたのではないでしょうか。

カニのキャラクターがとっても可愛いパンフレットです。小中学生問わず、上の画像かpdfの文字をクリックして是非ご活用ください。

↑ 白鷹町立東中のみなさんにおひろめ中。どんなふうに受け止められるかドキドキ。
 インフォメーションセンターの展示替えをしました (2007.7.3)

   ・ 濱田 庄司(はまだ しょうじ)作《青磁釉飾り皿(せいじゆうかざりざら)》

                                   直径25cm、高さ4 cm、昭和30年代前半

  

↑みんなでワイワイいいながらお皿の角度を工夫・・・

↑ これで完成。見やすさにこだわりました。
7月2日、インフォメーションセンターの展示替えを行ないました。

夏来たる!ということで緑さわやかな、濱田庄司作《青磁釉飾り皿》を展示しています。作者の濱田庄司は大正から昭和にかけて民藝運動(みんげいうんどう)の中心となった人物です。庶民の生活の中から生まれた郷土的な工芸で、実用性と素朴な美にその価値を見出すのが民藝の定義。この作品も気取らない親密さが特徴です。

下でご紹介した通り、第六中学校のみなさんが展示を担当してくれました。5人の仲間たちで、どのように配置すれば資料もキャプションも見やすいのか、試行錯誤してくれました。

目に涼やかなこのお皿、夏いっぱい展示する予定です。ぜひご覧下さい。

 キャリア・スタート・ウィーク!(2007.7.2)

   ・ 山形市立第六中学校のみなさん

  

7月になりました。今週から5日間(そのうち博物館は3日間)の予定で山形市立第六中学校2年生のみなさんが職場体験「キャリア・スタート・ウィーク」ということで来館中です。

まずは博物館を知ることから・・・上の画像は近世のお弁当箱を見て、現代のものとの違いに驚いているところです。 展示資料の概要をつかんだ後、インフォメーションセンターの展示替えなどを体験しました(画像等は後ほどアップします)。

彼らがこの一週間で何を学びとっていくのか、館員たちも楽しみです。

 こんな見学者の方々がいらっしゃいました (2007.7.2)

   ・ 中国吉林市高級第二中学校のみなさん

  

蒸し暑い日が続く山形です。6月27日、中国吉林市からこんなお客様がいらっしゃいました。

吉林市は中華人民共和国の東北部に位置する人口100万人の都市で、山形市と友好姉妹都市協定を結んでいます。今回は山形市立商業高等学校の姉妹校である、第二中学校のみなさんがいらっしゃいました。

上の写真は本館奥にある「紅花染紬織着物」をご説明しているところ。なぜ生徒のみなさんが写っていないのでしょう・・・。実は入口付近の自然科学系の資料に釘付けだったのです。

短い見学時間でしたが、それぞれの興味に応じてご覧いただけたひとときだったように思います。

 こんな見学者の方々がいらっしゃいました (2007.5.14)

   ・ 彩の国いきがい大学のみなさん。

   ・ 名取市立みどり台中学のみなさん。

 5月8日、埼玉の「彩の国生きがい大学」の学生の皆さんが本館を見学されました。

 埼玉県桶川と山形は紅花栽培で栄えた歴史をもつ共通点があります。皆さんは紅花の歴史文化をテーマに勉強をなさっており、附属図書館HPの「紅花の歴史文化館」を参考にいらっしゃったとのことです。

 本館所蔵の紅花資料のなかでも、現在では大変高価なものとなった「紅花染紬織着物」とその帯を丹念にご覧になっていました。

 館員の説明に飽き足らず、次々にご質問なさる大変熱心な様子が印象的でした。

↑ 皆さんにつられ、館員も解説に熱が入ります
 5月11日、宮城県名取市立みどり台中学校の2年生3名が本館を訪問しました。総合学習の一環として各班に分かれ、日帰りで山形県内の文化施設を訪問するとのこと。

 本館では岩石資料を中心に見学しました。昭和初期の鉱物博覧会に出品された貴重な資料を実際に観察し、感じたことや考えたことを一生懸命メモしていました。 

 彼らはHPを参考に本館を選んでくれたと話してくれました。とても嬉しい博物館員です。実り多い総合学習になったことを祈っています。

 新学期になりました (2007.4.25)

   ・ 外国からのお客様が当館を見学されました。

   ・ インフォメーションセンターの展示替えをしました。

 去る4月16日、山形大学と韓国の大邱(テグ)大学校との大学間交流協定の調印式が行われました。

 それに伴って来学された李龍斗(イ・ヨンドゥ)総長ご夫           妻と関係者の皆さんが山大附属博物館を見学されました。

 限られた時間ではありましたが、最上時代の《山形城下絵図》をご覧になった李総長は「大邱市にもお城はありますがが、山形のように平地にではなく、山地にあります」という感想を述べられました。

 また、江戸時代の役人が使用した駕籠を実際に持ち上げてみて、その重さにびっくりされた様でした。 

 今回のように本館には、海外からのお客様もいらっしゃいます。その方々に関心を持ってもらえるようご案内するのも博物館の使命の一つなのです。

人造絹糸

 「絹」は養蚕技術(動物性タンパク質)から作り出されるものですが、人造絹糸(人絹)は天然の木材から採れるパルプを原料として作られます。化学的処理を施すことから「化学繊維」とも呼ばれます。

 現在私たちが着ている衣服のほとんどがこの化学繊維で作られているわけですが、この展示の資料は日本で初めて製造された人造絹糸として現存する唯一のものなのです。

 人造絹糸は1881年にフランスで発明され、1915年に旧制米沢工業高等学校(現 山形大学工学部)の秦逸三教授が製法を確立しました。

 「木から絹が作り出される」ということは、当時の人々にとって大変なおどろきであったとともに、日本の繊維業界に大革命を起すことになったのです。

 秦氏は1918年には帝国人造絹糸株式会社(のちの帝人)を設立、工業化にも成功します。大学から発信された技術が企業として成功を収める、これは大学発ベンチャー企業としても日本最初かもしれません。

 ↓ このコルネ状のものが人造絹糸です。

 この糸で織った布も一緒に展示していますよ。

 平成18年度分のお知らせを移動(2007.04.27)

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