■ 動・植物分野
採集地 温海町 鼠ヶ関 1958.8 採集 ♀ タテ13×ヨコ18.5(cm) オオムガイがイカの仲間であるように、アオイガイも同様に頭足類のタコの仲間であり、貝殻は体内より分泌され形成される。 頭足類が、同じ軟体動物として貝類と近縁であることを示す明確な例である。本標本はアオイガイの雌の殻であるが、雄は殻を持たず体も小さい。
サンリンガエル
採集地 台湾南投県杉林渓底 1970年6月 採集 ♀ 体長15cm (完模式標本)
1970年、大津高博士は、台湾の奥地、杉林渓底において、新種の蛙を発見、サンリンガエルと名付けた。サンリンガエルはトノサマガエルの仲間で、鮮やかな緑の斑点があり、清流に住む。
完模式標本とは、真の基準となる1点で発表者が決定かつ発表に用いたものである。