紀要(工学)原稿作成上の注意

 執筆前によく読んで、原稿を作成して下さい。また、各学会で定めたものも参考にして下さい。

  1. 用 紙
    1. 英文原稿は、A4判タイプ用紙に周囲約3pの余白を残し、ダブルスペースでタイプする。ワープロを用いてもよい。
    2. 和文原稿は、所定の原稿用紙(図書館工学部分館に請求のこと)を使用し、万年筆または、ボールペンで横書き、楷書で書くか、又はワープロによる。用語は、常用漢字、現代かなづかいとする。ワープロを用いる場合A4判白紙を用い、1枚につき20字×20行で用紙中央部分になるべく大きな文字(9から12ポイント)で印字する。用紙右上にページをいれる。絵文字、数字は原則として半角とする。
  2. 形 式
    1. 英文原稿は、表題、著者名、所属、要旨、本文、文献、表、図版の説明文、図版の
      順とする。
    2. 和文原稿も英文原稿に準ずる。ただし、要旨及び図版、表の説明文は英文とし、A4判タイプ用紙にタイプする。要旨には、表題、著者名、所属も英文で併記する。
    3. 原稿の分量は、英文、和文とも図などを含めて、刷り上り20頁以内とする。なお、刷り上り1頁の字数は、英文で約3,000字、和文で約1,900字である。
    4. 表題、著者名、所属の書式は次の例にならう。副題があり、著者の所属が異なる例を示す。
          

      高速度三次元X線CT撮影法:動的再現システムによる心疾患診断への応用

      馬場 明*・百々千香夫**・船井英史*
      *工学部情報工学科
      **医学部放射線医学講座


          

      High-Speed Three-Dimensional X-Ray Computed Tomography : Application to Cardiac Diagnosis with the Dynamic Reconstruction System

      Akira Baba* , Chicao Dodo ** , and Eishi Funai.
      *Department of Information Engineering , Faculty of Engineering
      **Department of Radiology . Yamagata University School of Medicine

    5. Abstract ( 英文要旨 ) は、50〜150語程度とし、式を挿入する場合を除き、改行しない。
  3. 本 文
    1. 記述は簡潔にする。冗長な表現は短縮を要求する場合がある。
    2. 章や節の区切りは、1.,2.1,3.1.2等を用い、第1章、§2.1,3―1―2節などとはしない。
    3. 術語、記号及び単位は、各専門分野の学会で選定したもの、または、一般に慣用されているものを用い、特殊な用語やまぎらわしい記号は使用しない。和文原稿は、外国語の表記に留意する。
    4. 数式や化学式は、途中の演算や経過を省き、必要な結果のみを整理して分かりやすく書く。行間の節約のため、場所や必要に応じてなどと書く。また、余分な記号や符号は用いない。例えば、・や×はベクトル演算や特に必要な場合以外は使用しない。
    5. 図や表の挿入箇所は、原稿の右端に朱筆で指示する。
  4. 図版(グラフ,写真等)及び表
    1. 図版と表の枚数は、必要最小限にとどめる。
    2. Figures(図版)は、A4判の白紙、トレーシング紙、淡青色の方眼紙などにレタリング用具を用いて、線や文字を黒色で描くか写真植字文字をはりつける。鉛筆、ボールペン、タイプの使用は認めない。プリンターによる場合は、仕上りがレタリング用具によるものと同程度のものであれば認めることもある。図版の縮尺後の横幅は、6pまたは13p、文字の縮尺後の大きさは、最低2oを標準とするので、文字や記号の大きさ、線の太さは図の縮尺率に合わせて描く。図の作成にあたっては、無駄な余白をなくし、互いに関連する図は、1枚の用紙に並べて描くか、または(a),(b)…とまとめるなどの工夫をする。図中の英文は、例えば、Currentのように書き、CURRENTとはしない。図の片隅に鉛筆で、図番号と氏名を記入する。図の説明文は、A4版タイプ用紙に番号順にFig.3Plot of……のようにタイプする。
    3. Table(表)は、A4判用紙にタイプまたはワープロを用い、表毎に1枚ずつ、Table2 Result of……、数表の順に配置し、外枠の縦線は引かずに作成する。表の刷上りは横幅13pまでであるが、特に必要があれば、13p×20pまで認めることがある。こみ入ったものはさけ、互いに関連のあるものは分割せずにまとめる。表中の英文は、例えば、Pressureのように書き、PRESSUREとはしない。
      表の片隅に表番号と氏名を鉛筆で記入する。
    4. 写真は、コントラストのよい、鮮明なものを用い、図の場合と同様に、縮尺後の寸法を考慮して大きさを決める。小さい写真は枚数を台紙に張って1枚にまとめる。
      説明文は図と併せて通し番号とする。写真の裏にやわらかい鉛筆で図番号と氏名を記入する
  5. 文献の引用
    1. References ( 文献 )の欄は、章番号を付さずに本文の次に設け、書式の統一をはかるため以下に従って記載する。
    2. 文中の文献の引用は、引用順に著者名または文章の右肩に、1),2〜4),3,7),のように片カッコを付けて記す。
    3. 文献の記載は、全著者名、論文表題、雑誌名、巻、一号、頁、西暦年号の順とする。単行本の場合には、著者名、書名、編者名、出版社、出版地(国外のみ)、西暦年号、章、または頁の順とする。国際会議議事録、研究会資料等もこれに準ずる。雑誌、学会などの名称は学会で定めた略名、または、慣用のものを用い、下記の例のように、番号順に片カッコで記す。

      1)

      J.L.Binder and T.j.Hanratty : Use of Lagrangian Methods to Describe Drop Deposition and Distribution in Horizontal Gas Liquid Annular Flows,Int. J. Multiphase Flow 18-6, pp. 803-820 (1992)

      2)

      越後亮三 : 熱電変換と熱力学―可逆過程と非可逆過程、伝熱研究33-128,15-21 (1994 )

      3)

      Y.Wu and Y.Liu : Development and Study of Hydraulic Driving System of Control Rod for Nuclear Reactor , Proc. 3rd JSME / ASME Joint Int. Conf. on Nucl. Engg. ,Vol.1,pp.101-104 (Kyoto.1995 ).

      4)

      O.Finder : Computatational Technique for Differential Equations ( Academic , London , 1983 ) Chapt.3.

      5)

      小竹 進、土方邦夫、松本洋一郎 : 熱流体ハンドブック−現象と支配方程式(丸善 , 1994)85-98
  6. その他
    1. 脚注や備考は、その個所に※等を右肩に付して、原稿用紙の下部に区別して書く。
      ただし、なるべく用いない。
    2. Acknowledgments ( 謝辞 ) は、本文の文末か、または、章を改めて書く。
    3. Appendix ( 附録 ) は、短い標題を付して、本文にならって作成し、文献のあとに置く。図表を挿入してもよい。
    4. ギリシャ文字やまぎらわしい記号及びイタリック体、ゴシック体、大文字、小文字、上ツキ、下ツキ等の区別は、原稿の右端または文中に朱筆で指示する。
    5. 原稿は、誤字や脱字のないように充分に注意して作成する。